【2】村絵図の世界 1.海辺の村  5.相浜村絵図 文化7年(1810年)

 田畑が多くあるようにみえるが、村高はわずか15石余。典型的な漁村であり、浜の利用をめぐってしばしば隣接する村と争論がおきている。

 三ヵ所の村の出入口には、六部塚、経塚、香取明神がある。高札場は経塚から少し下った辻にある。高札場のある大きな屋敷は小歩行と称する役人のもの。もうひとつの大きな屋敷は名主。感満寺は修験の寺であったが明治になって相浜神社と改称した。現在の富崎小学校付近や蓮寿院の周辺にはまだ人家はない。

124×166 相浜漁業協同組合蔵