30.東長田村絵図

 北東南の三方を山に囲まれ、西に耕地が開けた山辺の村である。南の谷には山宮神社があり、谷一帯がその社領(10石)になっている。

 畑村からの道が東の尾根を回って集落の北へ出てくる。道の途中にセッタイ場とあるのは、かつて巡礼者を村人が接待した場所である。高札場は福寿院下にある。小祠が数多く描かれ、10社をこえるのが眼にとまる。

55×77.5 安西公也氏蔵