<式尺{しきしゃく}の墨がね{すみがね}> 

表紙

 ようするに設計のことである。そのための基準である木割や規矩{きく}を習得し、設計図としての指図(平面図)や建地割図(立面図)を作成する。さまざまな部材が複雑に組み合わされたうえ曲線の多い社寺の建築には熟練を要した。その技術は経験的に体得するものであったが、江戸中期頃からは設計の雛形としての技術書が数多く刊行されるようになった。

8.寺院本堂指図
9.社殿建地割図
10.軒廻棰雛形
11.新刻大工雛形
12~15.各種雛形