家伝薬 

表紙

 民間薬でも効果があって評判になると、家伝薬として製造が続けられることになる。この地域でも家伝薬の製造販売は盛んに行われた。加戸村(館山市稲)の阿部道栄は医師と思われるが、江戸時代に血病全般に効くという神秘體調湯を製造している。明治から昭和初期まで販売された神効養血散は血の道の薬で、調剤人の石井つよは山荻神社神主の妻である。飲むと体が温かくなったという。

 40.「家伝薬方」  菊井義朝氏蔵

42.神効養血散  
当館蔵