3.晩年の仰岳 

表紙

 白浜での仰岳は読書のほか、竹細工や硯などの彫刻を趣味としていた。81歳で失明するが、健丈に変わりはなく、明治24年(1891年)に83歳で没するその前日まで、講義は続けられた。亡くなったときも、一挙一動たりとも節度に乱れがなかったという。遺志により、白浜町原にある杖珠院墓地の高台に葬られた。「一片の石を表し豹隠先生墓と題せば可なり」という生前の仰岳の言葉は、質実を好んだ武士としての風格を思わせる。

左上:101.竹製水入(仰岳自刻)
左下:99.文箱(仰岳自刻)
右 : 4.恩田仰岳肖像

89.硯(仰岳自刻)
105. 香合
恩田仰岳(右)・城山(左)記念碑
103.建碑記念絵葉書
恩田仰岳墓
恩田城山墓
仰岳先生墓碣銘