伝習所(2)

表紙

 鍛冶屋としての素養のあった昭房は、飲み込みも早く、刀匠としての才能も早くから開花しました。この年11月、文部省後援第1回日本刀展覧会において「総裁名誉賞」金牌を受賞。翌年の第2回日本刀展覧会では文部大臣賞に輝くなど、たちまち頭角を現します。その後も各種展覧会で数多く受賞しています。

第1回日本刀展覧会賞状
 昭和10年(1935年)、昭房は入門早々文部省後援の展覧会で「総裁名誉賞」を受賞。

第2回日本刀展覧会賞状
 昭和11年(1936年)、昭房は最高賞の「文部大臣賞」を受賞。

「日本刀乃日本趣味」第2巻第2号(左)

文部大臣賞に輝いた昭房の刀
 銘「安房國昭房造」(右)

栗原昭秀の説明で昭房の刀を鑑賞する平生釟三郎文部大臣。
 昭和11年(1936年)12月10日

第4回日本刀展覧会賞状
 昭和14年(1939年)、「特選」。